カナダはモントリオール在住の管理人が第一子を妊娠した時の妊娠記録となります。
妊娠後期を除いて、通常妊婦健診は4週間ごとに行われるのですが、私の場合は”もう妊娠8~10週くらいかな?”と思いながら行った初診でまさかの妊娠4週くらいと言われ、その後、妊娠6週と妊娠10週に健診をしてもらいました。
“次は妊娠14週かな?”と思ったら、まさかの
と2週間後となる妊娠12週に健診を行うこととなりましたので、今回は、その妊娠12週健診の時のことについて書いていきます。
ちなみに、妊娠10週と12週の間にPrenatal Blood Testを受けに行っています。
妊娠すると、時期に応じて血液検査がいくつか必要となってきます。まず最初に受けるのが、「Prenatal Blood Test」です。早くて妊娠9週から検査が可能となっています。メープル検査をするには、担当の産婦人[…]
妊娠12週健診、初めて主人が健診に同行!
さて、妊娠12週健診と言えば、カナダでは初診となることがほとんどですが、私の場合は4回目の健診となりました。
最初は流産の可能性も言われたこの妊娠でしたが、前回の妊娠10週健診でお腹の子が元気に動き回っていたので、「その様子を主人にも見て欲しい!」と、この回から主人に毎回健診に同行してもらうことにしました。
(ここのクリニックは超音波(エコー)検査はすべてDVDに録画してもらえるので、家でもお腹の中の子の様子を見ることはできるんですけどね。)
待合室にはまさかのたった数人の患者!
いつも座る椅子がないくらい妊婦や婦人科検診に来られている人でごった返しているプライベートクリニックの待合室。
が、この日は、クリニックへ到着すると、待合室にはまさかの数人!
と、通常待ち時間も入れて3時間くらいかかる健診がすぐに終わるかもと胸が躍る私。
クリニックがダウンタウンにあるので、まだ駐車スペースを探していた主人へ
とテキストを送りました。
待てど待てど、名前が呼ばれない!
すぐ終わるかと思った今回の健診、待てど待てど、全く名前が呼ばれません!
そのため、ほとんどの方はその場でリスケジュールをし、帰って行かれたので、私が到着した時には待合室にはほとんど人がいない状態になっていたとのことでした。
そんなわけで、主人は駐車料金を3回も追加で課金するはめとなりました・・・
そして、この日は、到着してから帰るまでに3時間以上要しました。
ドクターが受け持ち患者のお産ごとに病院へ行ってしまうというのは、ドクターも患者もなかなか大変なことだなと痛感しました。
ナースによるチェックアップと驚きの質問
さて、ようやく名前が呼ばれたところで、まずはナースによる血圧・心拍数・体重を計測、そしてエコー代160ドルを現金で支払い、領収書をもらいます。
ここで、ナースから
と驚きの質問をされました。
この時のことは、別記事を書いてありますので、そちらをご参照ください。
カナダはモントリオール在住の管理人が第一子を妊娠した時の妊娠記録となります。前回は、妊娠初期に受けるPrenatal Blood Testへ行ってきた時のことを書きました。[sitecard subtitle=合わせて読みた[…]
ようやく健診!初めてエコーで我が子を見る主人の反応はいかに?!
ナースによるチェックアップの後、さらに待って、ようやくドクターがクリニックに戻ってきたため健診開始!
と何度も話したであろうお腹の中の子の話を興奮して主人にまた話す私(笑)
この日もいっぱい手足を動かしていました!
超音波(エコー)で臓器やダウン症の疑いの有無について確認
あとは、背骨ももうしっかりできているね。ここね。
ダウン症の検査は超音波(エコー)でもある程度はできるから見ていくね。
と言って、首の後ろを何度も何度もチェックして、NT(胎児後頸部の浮腫)数値を測っていました。
続いて、鼻の高さも確認。
おっ、これはいい写真が撮れた!!!
ほら、これ見てごらん。
指がきちんと10本あるね。1・2・3・・・・・
これを見ても問題なさそうだね!
実は、この時、お腹の中の子が、まるで”カメハメ波”をしているような感じで、自分の前に両手を持ってきて指をしっかり見せてくれました!笑
ドクターに脊柱側弯症のことを報告
脊柱側弯症(Scoliosis)持ちの私、超音波(エコー)検査後の質疑応答タイムの時に、ドクターにそのことを報告しました。
というのも、妊娠してから痛みをひどく感じるようになり、足が何度も麻痺しかけ、一時的に歩けず寝たきり状態になるけれど、横になっててもかなり痛みを感じていたから。
実は、脊柱側弯症が原因で足が完全に麻痺してしまい、学生の時に1ヶ月ほど寝たきり生活を送っていたことがあるんです。
日本では専門医にずっと見てもらっていたのですが、モントリオールでは脊柱側弯症について診てもらった医師がおらずカルテがないことなどを報告。
症状に関して、あと、妊娠生活と出産が無事できる状態なのかどうかに関してもね。
この件に関しては、日本にいる母に協力を依頼しました。
大学病院に電話をしてもらい、診断書を英語で発行してもらうように依頼。
先生はその分野では世界有数の先生で、お忙しいこともあり出来上がるまでに2ヶ月近く要しました。
でも、母が何度も大学病院に電話をかけてくれたおかげでその期間で取れたんだと思います。
本当に感謝しかありません。
染色体異常を調べる血液検査
この日は、健診後に、染色体異常を調べるための血液検査をCDLにて行いました。
私の通っていたドクターのプライベートクリニックは本当に便利で、ドクターがクリニックで直接超音波エコーもしてくれるし、CDLはクリニックに併設されていたので、移動の手間が省けます。
ドクターからは、99%の確率で調べられるHarmony Testのご紹介もいただきましたが当時は検査代がかなり高かったため、CDLにて2回に分けて検査をする方法を選びました。
出生前検査には種類がいくつかあります。その中で、検査による流産のリスクもなく、ダウン症等の染色体異常が99%の確率でわかる、新型出生前診断(NIPT)についてこのページでは詳しく解説していきます。[sitecard subt[…]
が、低血圧の私、血が出ない!!
1本だけ採取のはずが、採血にものすごく時間がかかったので、一旦仕切り直しをして、お水を飲んだり、手を言われたように動かしたりして血の巡りを良くして、再採血しました。
時間短縮になるでしょ?
もちろん、そのようにさせていただきました。
自宅で主人とDVDを見ながら感想を言い合う
さて、帰宅してから、何度もこの日に録画してもらったエコー映像、特にカメハメ波シーンを見ては大爆笑しました!笑
そして、初めて生で超音波を通して私たちの子供に会えた主人に感想を聞いてみました!
なんか頭の形とか私っぽくなかった???
あっ、でも横向いた時、あなたに似てるって思った瞬間もあった!
・・・
エイリアンにしか見えなかった(ボソッ)
あんなに可愛いベビーの姿がエイリアンって!!
と驚愕しましたが、よーく考えてみると、私も昔友人からエコーの写真を見せてもらった時は何がなんだか全くわからなくて、コメントに困った記憶があります(笑)
エコーの段階で我が子が可愛いと思えるのはママだけなのかもしれません・・・
妊娠数週の調整
妊娠12週健診とのことでしたが、この日の健診では、妊娠13週と、1週間お腹の中の子に会える時間が早くなりました!
この後もけっこう超音波(エコー)検査の度に数週が早くなったり遅くなったりしました。
妊娠12週(結果的には13週となりましたが)で、すでに胎児の臓器や背骨ができていて、更には指の確認もできるということに驚くとともに、大興奮の回となりました。
通常病院で技師による超音波(エコー)検査を受けられる方は、検査中に全く会話はないでしょうが、このあたり、既に見られるということを頭に入れておくと、説明がなくてもなんとなく「あれかな?」「これかな?」と思いながら検査を楽しめるかもしれません。
染色体異常の検査をご希望の方は、この時期に検査をしますので、事前にどうされるかをパートナーの方と話し合っておくとよいかと思います。